57歳男性 自営業の方からの質問
パソコン作業をしているとき、肩こりがひどくなり、整体に通いました。
施術の効果はありましたが、半日ほどで元に戻ってしまいました。
施術前に右肩が下がっていると説明されましたが、施術中には特に説明がなく、黙々と施術が進みました。
施術は20分ほどでしたが、それぞれの施術の意味を教えてほしかったです。
また、普段の姿勢についてのアドバイスもいただけると助かります。
回答
肩こりの典型的な筋肉は僧帽筋といいます。
僧帽筋は大きな筋肉で、上は後頭骨、下は胸椎112番についています。
胸椎12番というと、背中のまん中よりも下になります。
一般に肩こりというとほとんどが肩周辺にアプローチすると思いますが
典型的な肩こり筋である僧帽筋一つとってもかなり広い範囲へのアプローチか、広範囲に影響を及ぼせる施術が必須となります。
また、右肩が下がっているということなので
ひょっとすると広背筋という骨盤から上腕骨後面に付いている筋肉の緊張があるのかもしれません。
となると、脇から骨盤の上面までの範囲も肩こりと関連してきます。
なので、相談者様の肩こりには一般よりも広い目線で肩こりをみる必要があったと思われます。
普段の姿勢については、パソコンを使った普段の仕事を人から見られた場合に格好良いと思われる姿勢をオススメします。
格好良い姿勢は、無駄な力みが無く、リラックスして安定した姿勢です。
格好良い姿勢が難しいとしても、普段の姿勢を意識するだけでも
自然と良い姿勢になるものですよ。
どうぞお試しください。
この記事へのコメントはありません。